なぜ外国人のまつ毛は日本人よりも長いのか?

目元の美容に力を入れる女性にとってみれば、なぜ外国人の女性は日本女子より、まつげが長いかはささやかな疑問です。
平均的な生えている本数から違いがあり、日本人の場合は片目で約100本ほどですが、欧米人の場合はおよそ20本増量の120本もあります。
普通に生えている本数が20%もアップしているため、見た目の目元のフサフサ感も一目瞭然です。
たかが20本の差であっても、範囲が狭くて視線を集める部位だけに、20%ものボリュームは目立たないわけがありません。
さらに違いを見せつけてくれるのが角度であり、90度を並行として考えた時の差が大きいです。
日本人は81度のところ、外国人は平均して102度もあります。
並行の90度を下回る日本女子は下向きの傾向で、90度を軽く上回る欧米女子は上向きに生えているということです。
最初から上を向いて生えているのですから、カールの効いた印象も与えます。
本数的にも角度としても、日本女子が手に入れたい理想をすでに、欧米女子たちは生まれながらにして手に入れているわけです。
なぜ長くてふさふさしているのかですが、生きてきた環境の要素も関わります。
砂の割と多い地域や日差しの強いところで生きてきた場合、それらから守るために体は変化しなければなりません。
大切な目を守るためには、長い上向きで毛量のある、フサフサのまつげであることは、外国人にとっては必要だったためです。
しかし日本の場合は全体的に見ても、そこまで陽射しが強烈な環境下ではありません。
砂漠レベルの砂の多い地域が広範囲に広がるわけでもなく、島国で山々にも恵まれていて、日本での暮らしではさほど目を守らなくても大丈夫でした。
保護の必要性の低さも、まつげの長さや密度に深く関わっているといえるでしょう。
もっとほり下げてみてみると、実は日本でも北から南までかけて比べると、長さなどに違いはあります。
沖縄など南に住む人の方が、北に住む人よりも若干まつげは長めです。
目元を守るために長さが出ていることになりますが、それでも外国人の目元にはまだまだかないません。
カールに関しては外国人の毛髪として、くせ毛が多いことがわかります。
強いくせ毛の特徴を持つ人が多いので、それが目元の毛にも出ているのも、外国人だからこそのことです。
日本人の髪の毛は黒くてまっすぐで美しく、その特徴は目元にも表れやすくなっています。
こうしたことから長く見えるのは勘違いではなく、実際に日本人よりも外国人のまつげは長いということです。